保健師が老人ホームに転職する際の3つの注意点

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仕事にやりがいを求めて老人ホームへの転職を考えている保健師も多いのではないでしょうか?

このページでは、保健師が老人ホームに転職する注意点とメリットとデメリットを紹介していきます。それぞれのポイントをしっかりと押さえて、よりよい転職活動に臨みましょう。

1. 保健師が老人ホームに転職する注意点

転職する注意点
保健師が老人ホームに転職する際に注意しておきたいことがいくつかあります。
 

自分の転職先の形態を把握しておこう

保健師が老人ホームに転職する注意点として、まず老人ホームには様々な形態があるので自分が転職する老人ホームはどのような形態なのかを把握する必要があります。

比較的健康な人が多い養護老人ホームにおける健康管理の仕事と、寝たきりの人が多い特別養護老人ホームでは、保健師に求められる仕事内容も変わって来ます。
 

老人ホームによって仕事内容は様々

各老人ホームによって仕事内容は様々ですので、転職前によくその内容を確認しておく必要があります。

介護的な補助を多く求められる老人ホームでは体力的に大変な思いをすることもありますし、介護のプロではない保健師が介護の仕事を生半可に手伝うと腰を痛めたりすることもありますから、仕事内容をよく確認するようにしましょう。
 

施設によって給与に大きな差がある

老人ホームの保健師の給与は比較的低いので、給与が自分が納得するものであるのかどうかを事前によく調べる必要があります。老人ホームによってもその額には大きな差がありますので、どの老人ホームを選ぶのか熟考する必要があります。
 

細かな条件もよく把握しておくことが大切

また、待遇の内容も福利厚生はどうなっているのか、休日勤務はあるのか、各種手当はどのようなものが付くのかなどという詳細について転職先の条件をよく把握する必要があります。

老人ホームによっては残業があったり、土日祝日も出勤する必要がある場合もありますからその詳細をよく確認しましょう。
 

ポイント!

ポイント老人ホームでは、各入居者に合った個別の健康管理プログラムを作る必要もあります。その場合に、家族やスタッフと風通しの良いコミュニケーションが出来るような環境になっているのかというようなことも事前に調べられると大変役に立ちます。

 

2. 保健師が老人ホームで働くメリット

老人ホームで働くメリット

保健師が老人ホームで働くメリットには一体、どのようなものがあるのでしょうか?
 

残業や夜勤がない

保健師が老人ホームで働くメリットは、まず残業や夜勤がないということです。定時で帰れる産業保健師と似たようなメリットがあり、家庭と仕事の両立をしたい人には特に向いています。
 

精神面・体力面での負担が少ない

また、老人ホームでは命にかかわる手術などをすることはないので看護師ほど責任が重くなく、ストレスがなく働けるというメリットもあります。老人ホームでは病院とは違って医療行為が行われることは少ないので、保健師としての仕事である病気の予防やメンタルケアなどに集中出来るというメリットもあります。

介護などの肉体的に大変な仕事は介護士が行うことになっており、保健師はそれほど介護の仕事を行う必要もありません。しかし、もちろん老人ホームによって仕事内容は変わって来ますので、確認が必要です。
 

やりがいを感じられる仕事

保健師が老人ホームで仕事をする際には、高齢者である入居者が健康で快適な生活を送れるように支援することが求められます。よって、一人一人の入居者のニーズをよく理解する必要がありますが、そのため日々入居者やその家族の人達との交流が多く、仕事にやりがいを感じられるというメリットもあります。

病院などでは治療だけに集中したり病床数も多いことから患者と深い繋がりが出来ることは少ないですが、老人ホームでは保健師と入居者個人とのコミュニケーションが活発に行われます。そのため、保健師の仕事である健康管理やメンタルケアを人のために行っているという実感があるため、給料からだけでは得られない仕事上での満足感が得られます。
 

3. 保健師が老人ホームで働くデメリット

老人ホームで働くデメリット

保健師が老人ホームで働くデメリットには一体、どのようなものがあるのでしょうか?
 

フルタイムで働きたい人には適していない

保健師が老人ホームで働くデメリットとしてまず、多くの求人がフルタイムではなくパートや派遣での募集を行っているので、正職員として働きたい人にとっては適していないということがあります。

老人ホームでフルタイムの保健師の仕事を探すことは、パートよりずっと難しいことは事実です。
 

給料が安い

老人ホームの保健師の給与が比較的安いということもデメリットの一つです。

多くの保健師は、同じ保健師として働くのなら産業保健師や行政保健師などとして働いた方が、老人ホームの保健師より給料がいいので望ましいと思っています。

仕事内容も老人ホームでは介護などの仕事も入って来ることがあるので、産業保健師や行政保健師として働いた方が楽だと感じる人も多いです。
 

保健師としてのスキルアップに繋がらない

老人ホームでは、介護的な仕事をすることは多いのですが、保健師としてのスキルアップに繋がる仕事は少ないということもデメリットとして挙げられます。

毎日高齢者とコミュニケーションすることで、コミュニケーションスキルなどは向上しますが、医療行為を行うことは少ないので、新しい医療などについてのスキルはアップしにくい職場だと言えます。
 

人間関係が複雑

老人ホームでは他の介護士や看護師との人間関係が複雑だというデメリットもあります。特に介護士の数は多く、命令的な口調で仕事を手伝わされることもあるので、産業保健師のように医務室で1人か2人で働く環境より、人間関係がずっと複雑です。

また、入居者の中には保健師の言うことを聞いてくれない頑固な人もいますから、仕事でストレスを感じることも多いです。

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保健師 おはな

看護師としての臨床経験を3年積み、大手メーカーの産業保健師として3年働きました。現在はこれまでの経験を活かし、看護師・保健師向けの情報サイトの運営に携わっています。保健師や産業保健師という仕事の奥深さや、やりがいについて、様々な観点からご紹介していきたいと思います。
看護師からのキャリアチェンジを考えている方のお力になれれば幸いです。
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