保健師が保健所求人を探し転職するための5つの注意点

保健師が保健所求人を探し転職
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保健師の保健所での仕事は、地域に住んでいる人達の健康な生活を守ることを目的として働くことです。

このページでは保健所で働く保健師の仕事内容、転職するメリット・デメリットと注意点、保健師の保健所求人の探し方をご紹介しています。

【目次】
1.保健師の保健所での仕事内容について
2.保健師が保健所で働くメリット
3.保健師が保健所で働くデメリット
4.保健師が保健所に転職する注意点
5.保健師が保健所での募集求人を探す方法

 

保健所の役割について
保健所では、動物の保護や愛犬の狂犬病予防、そして母子相談や性感染症の相談なども行っています。そして、健康診断や栄養改善の指導等も保健所でしてくれます。各都道府県にある保健所では、エイズの検査を無料で行うことができます。それぞれの保健所によって違うのは、予約ができるのかということや、検査のできる時間、そして即日で検査ができるかということです。その他にも、保健所では難病患者や障害者への保健サービスも行っています。

 

1.保健師の保健所での仕事内容について

産業保健師の仕事内容

最初にあげるのが、住民の健康診断を計画して実施することです。年齢によって健診についての葉書が市町村から送られて来ますが、保健所の保健師はそれに関する仕事をしています。

また、健診の結果を参考にして行政サービスがよりよくなるように評価を行っています。

 

1歳半健診や3歳児健診などの保健師の仕事

その他には母子の健康も重要なことであり、1歳半健診や3歳児健診なども行っています

また、住民に対して健康や保険についての意識を高めてもらうように、育児の相談や子どもの発育についての相談にのっています。そして母親学級や父親学級、健康指導教室も開催しています。

保健師は地域の人々の健康や保険に対して高い意識を持ってもらうことを狙いとして、教室などの指導の場を設けて日々活動しているのです。

 

地域の子供たちのケアも仕事の対象に

今の時代に多い子どもの問題にも関わっています。子ども達の話を聞くなどしていじめや不登校などのケアにも当たり、解決に導いているのが保健所の保健師なのです。仕事の場も保健所の中のみではなく、様々な場所に訪問することも多くあります。

さらに仕事の内容も多岐に渡り、能力が求められるのです。

 

2.保健師が保健所で働くメリット

保健師が保健所で働くメリット

行政保健師として保健所で働くメリットは、まず、夜勤がないということです。たとえば病院の場合ですと、入院患者がいることからいつでも看護師がいることが必要になります。

しかし、保健師の場合はそういったことがありません。夜勤をすると働く方も体調を壊しかねませんし、精神的な負担もあります。保健師にはそういった負担がないのが利点となります。

 

定時で終業!残業はなしが魅力的

保健所で働く保健師は定時で終業できるので、残業がないという点もメリットです。体力的な面や精神面でも負担なく働くことができますし、年金もきちんと貰えるのです。

保健所の保健師は、夜勤や残業をしている看護師に比べれば当然のごとく給料は低くなります。

 

ポイント!

ポイント
それでも行政保健師の給料は、周りの公務員と比べても高いです。保健師という資格があるだけで、特別な手当ても出るのです。昇給できる確率も高いですし、福利厚生も整っているので、先を見越して考えてみるととても有利な仕事だと言えます。

 

保健師の7割以上が、行政保健師として市役所や保健所勤務

保健師の7割以上が、行政保健師として市役所や保健所で働いています。就職や転職をするにしても、求人が多いということが言えます。

保健師として収入面等でも安定が得られるので、保健所で保健師として働くのが良いのです。

 

3.保健師が保健所で働くデメリット

デメリット

保健所で保健師が働くデメリットは、まず、保健所で働く保健師が含まれる「行政保健師」は採用される人数が少ないということです。

採用されるためには試験を受けることになりますが、その公務員試験も難しいですし、5倍から10倍の倍率となっています。それに、既に保健師として働いている人が長く勤めることも多いです。そうなると、どうしても募集される数も少なくなるというわけです。

 

休日出勤なども覚悟しよう

保健師は休日でもイベントなどがあると、そのイベントに参加するために出勤しなければいけないということがあります。

公務員は何かと休日出勤が多いものなのです。選挙がある場合にも、投票会場や開票に出勤しなければいけない自治体もあります。

 

数年に1度は部署移動がある

数年毎に部署の異動もあるということも覚えておきたい点です。学生時代に勉強した看護技術が生かせないということもありますし、精神疾患の方の相談を受けることもあるので、保健師自体が精神的に参ってしまうこともあります。

 

ポイント!

ポイント
コミュニケーションを取れるということは保健師にとって大事な要素なので、人と接する事が苦手な人には不向きな現場とも言えます。とは言え、保健所で経験していくことで、スキルを磨くことができるでしょう。

 

4.保健師が保健所に転職する注意点

保健所に転職する注意点

 

保健所の保健師の仕事には、様々な病気が広まらないようにすることや、伝染した場合にも最小限に留めるようにすることなどがあります。そのため専門知識も備えておかなければいけませんし、広い視野も必要になります。

さらに、どんなケースにも柔軟に対応していく能力も必要ですので、覚えておきましょう。

 

未経験の人でもなれるわけではないので注意

保健所の保健師というのは、未経験の人でもなれるわけではありません。もちろん保健師の資格は必要ですが、大抵の場合は経験者が採用されます。中には、社会福祉士の資格がある上に、3年以上の在宅支援や退院支援などの経験があることを条件としている自治体もあります。

要するに、的を絞って募集しているということです。

 

5.保健師が保健所での募集求人を探す方法

保健所での募集求人を探す方法

保健所の求人は自治体等が運営している点から、1年中募集があるわけでもなく、春頃に自治体の広報誌に募集が載ることが通常です。自治体のホームページを覗いて探すのも良いです。

ネット上には、転職紹介のサービスも多くあります。中には保健師のものもありますので、そういったものを利用することも転職の道へと繋がります。

 

自治体の公務員試験を受ける必要があるので注意!

求人誌に載ることはほぼありません。保健所の保健師に応募するためには、自治体の公務員試験を受ける必要があります。第一次試験と第二次試験を突破していかなければいけませんし、毎年多くの人が応募するので競争に勝たなければいけないのです。

また、保健所の保健師を含む行政保健師になるには、30歳という年齢の制限がある自治体もありますので気を付けましょう。

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保健師 おはな

看護師としての臨床経験を3年積み、大手メーカーの産業保健師として3年働きました。現在はこれまでの経験を活かし、看護師・保健師向けの情報サイトの運営に携わっています。保健師や産業保健師という仕事の奥深さや、やりがいについて、様々な観点からご紹介していきたいと思います。
看護師からのキャリアチェンジを考えている方のお力になれれば幸いです。
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