企業内健康管理室求人に保健師が転職する5つの注意点

企業内健康管理室求人
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企業内健康管理室で働く保健師の仕事はとても幅広いです。企業内健康管理室というのは、別の言い方をすれば医務室や保健室のことです。そこに常駐し、社員の健康管理をする仕事です。

具体的には、健康診断の計画をしたり、健康診断が済めばそのフォロー、日々の健康相談や保健指導を行います。社員がケガをしたり具合が悪くなったらその応急処置をします。その他にはカウンセリングをしたり、安全衛生活動や過重労働対策を行います。

このページでは保健師として企業内管理室求人を探している方、転職を希望している方に対して、メリット・デメリットや転職の注意点、募集求人の探し方などを説明しています。

 

1.企業内健康管理室での仕事内容

企業内健康管理室での仕事内容

健康管理室に常駐する産業医と連携して毎日の仕事内容が社員の安全や健康に問題はないかをチェックします。

もし問題があれば社員に説明したり、改善案を考えます。最近では心の病にかかる人が増えており、一般企業でもその対策が考えられています。会社が原因でストレスが溜まっている人へ改善策を提案したり、社員の相談に乗ってあげたりすることもあります

 

仕事は量も多く忙しい

企業内健康管理室では、たいてい保健師は1人なので仕事がとても多いです。事務仕事も多いのでそれをこなしながら社員の健康相談に乗ってあげたりするので、毎日がとても忙しいです。

一見地味に見える仕事ですが、社員の健康を守るために業務改善ができた時などはやりがいが感じられる仕事です。

 

2.企業内健康管理室で働くメリット

企業内健康管理室で働くメリット

保健師が企業内健康管理室で働くにおいて、いろんなメリットがあります。

  • もちろん夜勤勤務はない
  • 不規則な生活にもならない
  • 社会人としての常識やマナーが身につく
  • 会社によっては年収も高く福利厚生も充実している

 

正しい生活を社会人としておくれる

病院勤務の看護師のような夜勤勤務はありません。病棟勤務の看護師の場合、交代勤務や夜勤は当たり前ですから、不規則な生活から体調を崩してしまう人も少なくありません。企業で働く保健師ならその会社で働く人と同じ時間に出勤して同じ時間に退社します。

また、企業は土日休みのところが多いのできちんと週末休めます

 

社会人としてのビジネスマナーが身につく

企業で働くことで、病院で働いていた頃ではなかなか知ることができない社会の常識やマナーが身に付きます。例えば、ビジネス文書を作成したりするので、独特の言い回しなどが学べます。

メールを相手の会社に送る時に、「御社」という言葉を使うとか、文頭のあいさつ文などは病院で看護師をしている時は学ぶ機会がありません。

 

忙しいが仕事にやりがいが持てる

企業内健康管理室で働く保健師はたくさんの中の1人というものではなく、1人だけで働く場合が多いです。そのため、多くの社員から慕われる存在になります。

もちろん、こうなるまでに努力して社員たちに信頼されるようにならなければなりませんが、仕事で心も体も疲れた社員が、健康管理室に癒しを求めてくるようになってくれればこんなにやりがいがある仕事はありません。

 

3.企業内健康管理室で働くデメリット

企業内健康管理室で働くデメリット

保健師が働く場所はいくつかありますが、その中で企業内健康管理室での産業保健師として働くケースもあります。

一般企業での仕事になりますので、病院勤務とは違った勤務体系です。朝に出勤して夕方退社というパターンがほとんどです。メリットの方がたくさんある職場なのですが、デメリットもありますので理解しておいてください。

 

1人で対応する孤独感はある

企業内健康管理室で働く保健師は、1人で対応することがほとんどです。他の仲間がいないために寂しいと感じることがあります。同じ仕事をする仲間がたくさんいた病棟看護師から転職した場合は、特にその寂しさを感じます。

とは言っても、1日中1人で仕事をするわけではなく、その企業の社員との関わりはありますので孤立するようなことはありません。

 

大企業になればなるほど、仕事が多忙になる

産業保健師は、大企業になればなるほど多忙になります。社員数が多いとそれだけ心や体にトラブルを抱えている人が多くなるのでその対応に追われるのです。社員たちの対応だけでなく、事務仕事もたくさんあるのでデスクワークも増えます。仕事の内容によっては、残業などが増える可能性があります。

 

ポイント!

ポイント
外資系の企業の場合は、待遇や給料の面では申し分ないですが、保健師としての仕事がきちんとできていないと評価に響きます。さらに英語力がないと外資系では厳しいでしょう。

 

4.企業内健康管理室に転職する注意点

企業内健康管理室に転職する注意点

看護師として保健師として病院勤務を続けていたけれど、保健師として企業内健康管理室で働きたい場合、当たり前ですが転職活動をしなければなりません

保健師は看護師の資格がないと取得できませんから、看護師の資格を得た時に保健師の資格も取得する人が多く、看護師と保健師の両方持つ人は結構いるのです。このような場合は看護師から保健師に転職することは可能です。

 

企業内健康管理室求人は保健師に人気が高い

企業内健康管理室で働く保健師は産業保健師と言われ、企業内で働く人の健康管理や健康増進を行います。一般企業で働きますから、病棟で働くのとは違い、交代勤務や夜勤などはありません。

そのため、病棟看護師で働いてきた人が、交代勤務がないところで働きたいと産業保健師を希望することが多いのです。

 

求人数は非常に少なく探すのが困難

企業内健康管理室で働く産業保健師の求人はとても少なく、求人広告や転職求人サイトではほとんど見られません。もしあったとしても募集人数は少なく、競争率はとても高くて狭き門となるようです。いつか募集が出るかなと待っていてもだめなので注意してください。

 

5.企業内健康管理室での募集求人を探す方法

企業内健康管理室での募集求人を探す方法

保健師の資格を活かして企業内健康管理室で働きたいと転職求人サイトなどで募集求人を探してみると、そうたくさんあるわけではありません。もし募集があったとしても人気があるためにすぐに定員になってしまいます。

それに病院の看護師のようにたくさんの人数を採用しませんし、募集される時期も一定ではありません。辞める人が少ないので空きがでないのが実情です。

 

転職求人サイトの非公開求人を利用する

産業保健師として働くのは無理なのかなと諦めてしまう人が多いようですが、転職求人サイトの中には非公開求人システム(、未公開求人といってオープンにしていない求人情報)を取り入れているところがあり、こういったところに産業保健師の求人が集まっています。

この仕事を探すなら、転職求人サイトを利用してみましょう。転職求人サイトに登録した人には非公開求人を紹介してくれます。登録や利用に費用は発生しませんので、いくつかの求人サイトに登録しておくと良いでしょう。

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保健師 おはな

看護師としての臨床経験を3年積み、大手メーカーの産業保健師として3年働きました。現在はこれまでの経験を活かし、看護師・保健師向けの情報サイトの運営に携わっています。保健師や産業保健師という仕事の奥深さや、やりがいについて、様々な観点からご紹介していきたいと思います。
看護師からのキャリアチェンジを考えている方のお力になれれば幸いです。
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