保健師からクリニカルディレクターへ転職する方法と注意点

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クリニカルディレクターという仕事は、一般的にはあまり聞き慣れない職種かもしれませんが、医務室や治験関係ではなく医療機器メーカーで働く仕事です。誰かの健康を直接的に守るのではなく、医療機器の使い方を医療関係の方に教えたりするのが、メインの仕事となります。相性ももちろんありますが、医療知識を沢山覚える必要はそれほどなく、機械の使い方を正しく教えるのが仕事となるので、保健師の仕事の中でも比較的人気のある仕事です。それでは、クリニカルディレクターの仕事について詳しく見ていきましょう。

 

1.クリニカルディレクターが向いている保健師とは

クリニカルディレクター 保健師

クリニカルディレクターは、医療業界における営業職です。医療機器の知識を活かしながら、保健師として働くことができるので、コミュニケーション能力に長けている方にとって、保健師でクリニカルディレクターとして働くメリットは大きいでしょう。また、健康活動とは別に、機械の使い方をきちんと伝えることが仕事となりますので、そのような仕事が好きな方にはとても向いている仕事でしょう。
 

営業が得意な保健師には最適な仕事

クリニカルディレクターは、営業職でありながら、機械そのものを販売する仕事ではありません。もちろん販売のノルマがあるわけでもないので、営業職ながら辛いノルマに追われるということもありません。保健師という仕事を活かしながら、営業職の仕事もすることができるので、保健師の資格をもちつつ営業の仕事がしたいという方には最適な仕事です。
 

英語力とパソコンスキルが発揮できる現場でもある

クリニカルディレクターの場合、特別な資格が必要ないというのも大きなメリットです。英語の資格があれば、仕事が便利になりますが、必須というわけでもありません。したがって、面倒な資格の取得も必要とせず、始めることができる仕事ですので、メリットは大きいでしょう。ただ、基本的なパソコン知識があれば、より仕事がスムーズになります。

 

2.保健師がクリニカルディレクターとして働くデメリット

保健師 クリニカルディレクター デメリット

クリニカルディレクターとして働く場合、どうしても高いコミュニケーション能力が必要となります。営業能力が求められるクリニカルディレクターの場合、自分自身では高いコミュニケーション能力があると思っていても、実際に働いてみると想像していたのと違うというミスマッチが生じやすくなります。

 

営業に向いている性格でなければ務まらない

医療機器の使い方の説明なんて簡単だ、と思われがちですが、いざ働いてみると思っていたより難しく、挫折をしてしまうという方も多くなっています。営業関係が苦手な方は、この仕事をするのはなかなか大変でしょう。自分の適性に合わせて、仕事は選ぶことが大切です。

 

転勤や出張がある

クリニカルディレクターは転勤や海外出張もある場合も多々あります。既婚者や要介護人などが家族にいる場合には、なかなか仕事との両立が大変になります。妻帯者の場合などは、相談してからこの仕事に就く必要性もあります。そして英語の知識がないと、医療機器の説明書が読めないということもあるので、英語が苦手な方にとってもデメリットは大きいかもしれません。

 

3.クリニカルディレクターに求められるスキル

クリニカルディレクターに求められるスキル

保健師がクリニカルディレクターへ転職する場合、以下のスキルが求められることを覚えておきましょう。

  • 看護師として3年の臨床経験
  • 基本的な医療英語スキル
  • プレゼンができるパソコンスキル

クリニカルディレクターになるためには、看護師として3年の経験が必須となります。したがって、保健師の仕事からすぐにクリニカルディレクターに転職できるわけではなく、看護師経験のない保健師の場合、一度看護師として経験を積む必要がありますので注意しましょう。
 

医療機器の取り扱い説明書は英語が多い

医療機器の取り扱い説明書は英語で書かれていることが多く、英語が得意でない方の場合、それを読むのに苦戦するかもしれません。したがって、クリニカルディレクターへの転職を希望しているなら、英語の勉強を少ししておくと良いでしょう。
 

プレゼンができるパソコンスキル

パソコンスキルですが、これは院内でプレゼンテーションをする場合があるので、ワードとエクセル、パワーポイントはできるようにしておかないと、転職した後に困る場合があります。

 

転職を有利に運ぶには事前準備が怠れない

保健師がクリニカルディレクターに転職する前には、上記のような事前の準備が少し必要です。思い立ってすぐになれる仕事ではありませんので、しっかりと準備をした上で転職するようにしましょう。クリニカルディレクターになるための特別な資格は必要がありませんが、それでも身に着けておきたいスキルはあるので、気を付けましょう。

 

4.募集求人を探す方法


クリニカルディレクター 募集求人 探す 
クリニカルディレクターの求人はどこで見つけたら良いのかというと、看護師転職求人サイトを見るようにしましょう。一般的な求人サイトでは、あまりクリニカルディレクターの求人は見つけにくくなっているので、看護師専用の転職求人サイトにまずは登録することから始めましょう。
 

気になった求人の詳細はホームページでチェック!

転職サイトで気になった求人を見つけることができたら、その企業のホームページなどから詳細を見るようにしましょう。最初に気になる企業のホームページがあるならそこにアクセスして、クリニカルディレクターの求人がでないか待つ、という方法もありますがあまり効率的ではありません。
 

転職サイトには非公開求人も多数ある

看護師転職求人サイトに条件などを登録しておけば、自動的に見つけてくれる場合もありますし、時間を短縮して転職活動を行うことができます。また、登録することによって、好条件の非公開求人が見えるようになるサイトもありますので、そのようなサイトに是非登録するようにしましょう。

 

使いやすいサイトを複数登録しておくこと

看護師転職求人サイトの数はそれほど多いわけではないのですが、使いやすいサイトを3つ程度登録しておけば十分です。もし3つで多いと感じるなら、2つ程度平行して使用するようにしましょう。片方のサイトでしか紹介されない求人などもありますので、最低でも2つ程使用して、クリニカルディレクターの募集求人を探すのがおすすめです。

 

まとめ

産業保健師 クリニカルディレクター まとめ

保健師・看護師の中でもクリニカルディレクターの仕事は非常に特殊です。なぜなら、医療的な知識やスキルの他に営業能力が求められるからです。そのため、営業に向いているタイプの保健師であればクリニカルディレクターは天職となりえるでしょう。もし、医療の世界から一歩飛び出しビジネスの世界に目を向けたいと考えるのであれば、ぜひ挑戦してみる価値はあるでしょう。

 

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保健師 おはな

看護師としての臨床経験を3年積み、大手メーカーの産業保健師として3年働きました。現在はこれまでの経験を活かし、看護師・保健師向けの情報サイトの運営に携わっています。保健師や産業保健師という仕事の奥深さや、やりがいについて、様々な観点からご紹介していきたいと思います。
看護師からのキャリアチェンジを考えている方のお力になれれば幸いです。
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