保健師が公務員保健師求人に転職する5つの注意点

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保健師が公務員保健師に転職を考える場合注意する項目は以下の通りです。

  • 大学を卒業してから5年以上の経験を積んでいることが条件
  • 年齢制限があり29歳~30歳まで
  • 年齢制限がないものは臨時職員か非常勤職員となる
  • 募集求人がかなり少ない
  • 1次試験と2次試験が必須となる

このページでは、転職の際の注意点である公務員保健師の仕事内容や働く保健師のメリット・デメリット、募集求人の探し方を解説しています。

 

1.公務員保健師に転職する注意点について

注意点について

上記で挙げた項目に関して少し詳細を確認していきましょう。

 

公務員保健師の年齢制限について

公務員保健師として転職する際に注意したい点は、第一に年齢制限があるということです。

国家公務員の場合は29歳までであり、中途採用で転職するためには大学を卒業してから5年以上の経験を積んでいることという条件も満たしていなければいけません。地方公務員であれば勤務する地域によって違いもありますが、大体30歳までとなっています。

年齢制限が幾らか幅広い求人というのは、臨時職員か非常勤職員となります。

 

募集がかなり少ない

正職員が育児休暇などに入った場合の代替として仕事をするのですが、募集が多いわけではありません。日頃からそのような臨時職員などの募集を求めている保健師も割といるので、募集が始まってすぐに締め切られてしまうことも多いです。

 

公務員試験について

公務員保健師になるためには、公務員試験を受けることになるので、いつも公務員試験を想定して勉強しておく必要があります。そして、普段から情報を探して逃さない様にすることも大事なのです。

1次試験では公務員試験と小論文、そして専門分野の試験から成る教養試験が行われ、2次試験では身体検査と面接を受けることになります。自治体によって試験の難しさは変わってきます。募集が始まり申し込みが開始されてから試験までは1カ月と少ししかないので、対策もその期間にしっかりと行いたいものです。

 

公務員保健師での仕事内容

仕事内容について

公務員保健師の仕事というのは、課に分かれていますし仕事内容も様々あります。今回は市役所の場合を確認していきましょう。

 

保健衛生の仕事内容

市役所の場合ですと、仕事内容としてはまず保健衛生があります。住民の健診をしたり、家を訪問して相談にのることもあります。

健康についての指導をする教室も開きます。「健康づくり課」などといった名称である自治体が多いです。所属している保健師の数が多いのもこの部署です。

 

高齢者や介護保険についての業務について

介護を必要としないための予防を促す活動も行っている部署で、「高齢者介護課」などの課名であることが多いです。

 

障害福祉課や子育て支援課について

「障害福祉課」などの名称で、障害者手帳の取得や施設の利用など福祉についての業務をする部署もあります。さらに「子育て支援課」という、子育てに関する虐待への対応や虐待を防ぐことを業務としている部署もあります。

 

市役所職員の健康管理まで!

市役所職員の健康も大事ですので、市役所職員の健診を行ったり、メンタルケアを行って健康管理をすることもあります。福祉や子育て、そして職員の健康管理については、担当人数は少ないです。

 

ポイント!

ポイント
作業としては、健診の案内を発送することもありますし、地域で行われる健康まつりにて血圧測定や健康相談を行うこともあります。そして、普段の業務とは別に、休日に選挙の事務を手伝うこともあります。

 

保健師が公務員保健師で働くメリット

働くメリットについて

公務員保健師として働く一番のメリットは、給料や待遇面で安定しているということです。

一般企業ではリストラやボーナスカットといったことが起こらないとも限りませんが、公務員であるということから、特別に何かが起こらない限りまず職を失うことはありません。若干は給与が下がるということもないわけではないですが、安定しているというのは強みなのです。

 

産休や育休などの休暇が整っている

公務員であるため、産休や育休などの休暇が整っていて取りやすいということもメリットです。出産がしやすい環境というのは、働く女性にとっては有難いものです。

地域の保健について担っている市町村の保健師は、属する地域の住民の健康管理やそれを維持するということを目指して活動しています。

 

ポイント!

ポイント
小さいお子さんからお年寄りの方まで、幅広い人々のために健康に暮らせるようにアドバイスをします。それによって住民たちが生き生きと暮らせることは、公務員保健師にとっても喜ばしいことでもあります。

 

体力的にも精神的にも働きやすい環境である

体調を崩しがちになる病院勤務と違って夜勤がないので、体力的にも働きやすいと言えます。1日立ったまま健診を行うということもありますが、多いわけではないので、そこまで大変ということもありません。

 

保健師が公務員保健師で働くデメリット

公務員保健師のデメリットというのは、採用枠が少ないという点です。ほとんどの自治体において採用人数は「若干名」となっています。公務員試験が難しいということも言えますし、倍率が5倍から10倍ともされていて、とても難関なのです。

さらに、公務員だからと言って仕事が楽だということはありません。夜勤は確かにないのですが、遅くまで残る残業は多いです。

 

保健師以外の事務作業も多い

保健活動をすることが保健師の本分ですが、事務仕事も多いというのが難点で、それもあって仕事が遅い時間までかかってしまうこともあるのです。このように保健活動ができるということで公務員保健師として就職した人が、事務作業の多さや残業の多さに疲弊してしまい、思い描いていた保健師像とは違うということで辞めてしまうということもあります。

 

自宅訪問が負担になる人も多い

保健活動をする中で、住民の自宅を訪問するということがあります。

しかし、この自宅訪問も保健師には負担になっている人もいます。また、対応に関してクレームが入ったりすることもあるのです。こういった事からコミュニケーション能力も求められるということがわかります。

 

ポイント!

困った保健師
健康に関することばかりではなく、不登校問題や母子家庭に関する問題などにも携わるので、業務内容が幅広く多岐に渡るということで大変さを感じる保健師も多いです。

 

保健師が公務員での募集求人を探す方法

求人を探す方法

公務員保健師の求人を探すとすると、それぞれの都道府県や市町村での募集なので、一般的な求人誌や求人サイトなどの媒体には載らないことが多いです。ではどういったところに募集の情報が掲載されるのかと言うと、自治体のホームページであったり、情報誌、保健師や看護師の学校の就職情報、そして地方公務員採用試験のお知らせなどを情報収集によって探すことになります。

 

公務員の求人募集の時期について

大体3月や5月、そして7月に一般に募集が公表され、その1月後に試験が行われます。募集がいきなり更新されることもあるので、目当ての自治体のホームページは頻繁に確認をして情報を逃さないようにすることが大事です。

ちなみに、保健所と保健センターはそれぞれ管轄が異なりますので、求人情報も別々に出ます。この管轄が違うということにも注意し、求人情報をしっかりと掴みたいものです。

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保健師 おはな

看護師としての臨床経験を3年積み、大手メーカーの産業保健師として3年働きました。現在はこれまでの経験を活かし、看護師・保健師向けの情報サイトの運営に携わっています。保健師や産業保健師という仕事の奥深さや、やりがいについて、様々な観点からご紹介していきたいと思います。
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